<p>『Apex Legends』とある大会で“味方を煽った”罰として参加者が永久追放に。スポーツマンシップを説く運営、深まる溝 – AUTOMATON</p><p>【ニュース】『Apex Legends』とある大会で“味方を煽った”罰として参加者が永久追放に。スポーツマンシップを説く運営、深まる溝</p><p>『Apex Legends』の非公式トーナメント大会におけるとある煽り行為が、物議を醸している。スポーツマンシップを欠くとする大会運営者と、参加者の認識のすれ違いは、埋まることのない溝を作ってしまったようだ。</p><p>Dilly氏が投稿した上記の動画は、Antle氏の大会運営配信時の映像を録画・編集したものだ。動画の2~3秒ごろに問題のシーンが収められている。Dilly氏とみられるプレイヤーはデスボックスの上に飛び乗り、数回しゃがみアクションを繰り返している。この動作は Teabaggingと呼ばれ、FPSゲームなどでは煽り行為と認知されている。これを目撃したAntle氏はすぐさま「Dillyは失格だ」と漏らし、この行為を容認できないと語った。 しかし、Dilly氏はこれを受け入れなかった。今回のTeabaggingは敵チームではなく、Dilly氏自身のチームメイトであるdaftwalrus55氏に向けた煽り行為であったからだ。いわば、仲のいいチームメイト同士の「じゃれあい」だったと主張しているのだ。現に上記の動画の内容からは、Teabaggingを受けたとされるdaftwalrus55氏が、Dilly氏を擁護するために自ら編集したものとみられる。 動画でDilly氏よりTeabaggingを受けたデスボックスは、バナーから辛うじてパスファインダーのものと判別できる。daftwalrus55氏は大会でパスファインダーの使用者が自分1人しかいないため、そのデスボックスが自身のもので間違いないと動画内にて指摘。さらに、大会主催者側を揶揄するような演出を加えている。 同動画のなかでは、Antle氏が「Teabaggingの相手は味方だった」との事実を告げられる様子も見られる。しかしながら同氏は、Teabaggingの相手がチームメイトであっても「関係ない」と一蹴。スポーツマンシップに基づくのであれば、たとえチームメイトであってもTeabaggingをおこなってはならないという見解を示した。 そうした見解を受けてDilly氏は、そもそも大会に一般的な煽り行為(toxicity)に対するルールが設けられていなかったと反論。くわえて、即興のルールを作ったのであればプロ意識に欠けるうえ、そんなルールによって将来すべてのトーナメントで失格にするのは馬鹿げていると主張した。 not many ppl are even understanding this, 1. there was no rule saying anything about toxicity in general 2. making up rules on the spot is not professional 3. disqualifying a whole team permanently from all future tournaments for a made up rule is a complete joke — Dilly (@dillykami)</p>