茶道裏千家前家元の千玄室さん(渡辺恭晃撮影)サマセット・モームの「人間の絆」は、吃音(きつおん)症があった自らの生き辛(づら)さを書いた自伝的小説といわれている。これは夏目漱石の「こころ」と相通ずるものがある。2冊とも作者が、人生は何のためにあるのか、いま自分のしている努力は報い…
茶道裏千家前家元の千玄室さん(渡辺恭晃撮影)サマセット・モームの「人間の絆」は、吃音(きつおん)症があった自らの生き辛(づら)さを書いた自伝的小説といわれている。これは夏目漱石の「こころ」と相通ずるものがある。2冊とも作者が、人生は何のためにあるのか、いま自分のしている努力は報い…