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<p>オリンピックナンバー終了で軽も黄色に逆戻り……でもなんで軽だけ黄色のナンバープレート!? – 自動車情報誌「ベストカー」</p><p>東京オリンピックの記念ナンバーが発行された数年前。最大の注目点は軽自動車に白ナンバーが選べることだった。多くのユーザーが装着したが、この取り組みも終了を迎えてしまった。そもそもなぜ、軽自動車のナンバープレートは黄色なのだろうか?</p><p>東京オリンピックの記念ナンバーが発行された数年前。最大の注目点は軽自動車に白ナンバーが選べることだった。多くのユーザーが装着したが、この取り組みも終了を迎えてしまった。そもそもなぜ、軽自動車のナンバープレートは黄色なのだろうか?</p><p>軽自動車のナンバープレートが登録車と同じ中板サイズで黄色いものとなるのは1975年1月1日からである。これは軽自動車の規格が当時の排気量360cc、全長3000mm×全幅1300mm×全高2000mmから、同550cc、3200mm×1400mm×2000mmに拡大される1年前のことであった。 軽自動車のナンバープレートが黄色となったのは、軽自動車も高速道路の利用が増えたことに伴う2つの理由から「登録車と軽自動車の判別を明確にするため」と言われている。 そのため、軽自動車を取り巻く過去と近年の背景の違いを挙げると、まず高速道路の制限速度は軽自動車の規格が1998年10月から現行の排気量660cc(排気量は1990年から)、全長3400mm×全幅1480mm×全高2000mmに拡大された。 衝突安全性の基準も登録車と同じものになったこともあり、2000年10月から登録車同様に100km/hとなった。 また高速料金の支払いも近年はほとんどがETCだ。このあたりを総合すると、近年は高速道路において制限速度と高速料金で登録車と軽自動車で区別する意味が薄れたのもあり、ラグビーワールドカップとオリンピック&パラリンピック特別仕様という限定的な形にせよ、軽自動車の白ナンバーが実現したのだろう。 なお、軽自動車のナンバープレートは2005年4月から地名のあとの分類番号が3桁となったので、自家用であれば数字4桁部分の希望ナンバーも取得が可能となっている。 というのも、小板+白ナンバーの古い軽自動車、ラグビーワールドカップとオリンピック&パラリンピック特別仕様で白いナンバーの軽自動車ともに、ナンバープレートが白いため登録車と勘違いされ、登録車の料金を請求されることが少なからずあるようなのだ。 そういった場合には軽自動車であることをシッカリ伝えるようにしよう。</p>