BMWとトヨタが共同開発し、2019年に発売が開始されたGRスープラ。これまでGRスープラのラインナップは8速スポーツATのみだったが、ついに6速MT搭載モデルが2022年10月頃から発売予定だと正式発表された!
今回、MTモデルの投入のタイミングに合わせて一部改良も実施されたという。2022年7月20日から商談受付が開始された、一部改良車と特別仕様車の気になる詳細や価格などをお届けしたい。
文/ベストカーWeb編集部
写真/TOYOTA
■全グレードで足回りを改良! 新規外板色も追加
今回の一部改良では、シャシー性能をさらに熟成させることで、運動性能に磨きをかけた。
AVS(Adaptive Variable Suspension)の制御、アブソーバーの減衰特性チューニングの見直しにより、ロールバランスと乗り心地を向上。また、スタビライザーブッシュの特性を変更して、操舵初期の応答性を高めている。
シャシー制御系ではAVS、EPS(Electric Power Steering)、VSC(Vehicle Stability Control)を見直すことで、操舵フィーリング、限界域でのコントロール性をさらに向上させている。
エクステリアでは、外板色として全グレード共通でボルカニックアッシュグレーメタリックと、ドーンブルーメタリックを新たに設定。RZグレードには、新意匠の鍛造19インチアルミホイールと、メーカーオプションで内装色「タン」が追加された。
■RZグレードに6速MTを追加! 50台限定モデルも発売
ベストカーWebで2022年3月にスクープ情報としてお伝えしていたMT搭載モデルが、ついにRZグレードに追加され、商談受付が開始された。
搭載されるのはハイパワーエンジンを操る楽しさを追求した6速MTで、コンピューターがドライバーのクラッチ、シフト操作に合わせて、最適なエンジン回転数になるよう制御するiMTを採用。
シフト操作時に自動ブリッピングし、ドライバーの意を汲んだスムーズで気持ちのいいスポーツ走行を可能にする。
シフトノブはどの方向からも握りやすく操作のしやすい球体形状を採用しており、ノブトップにはGRロゴを配してスポーティなイメージを演出している。
また、マニュアルトランスミッション専用の室内サウンドチューニングにより、加速時の盛り上がりを演出しているという。
価格の安いSZやSZ-Rには用意されないので残念……という声はありそうだが、直6ターボの気持ちいいエンジンフィールを自分の思いのままにMTで操れる醍醐味が味わえるというのは、令和の時代においては貴重な存在と言える。
スープラ一部改良モデルの商談受付は、2022年7月20日から全国のGR Garageをはじめとするトヨタ車両販売店にて開始されているので購入を検討している方は問合せいただきたい(発売開始は2022年10月頃を予定)。
さらに、この6速MTモデル追加と併せて注目なのが、50台限定で抽選販売される特別仕様車 RZ”マット ホワイト エディション(Matte White Edition)”だ。
走りのイメージを際立たせる専用外板色「マットアバランチホワイトメタリック」、本革シートは新内装色の「タン」を採用。助手席前にはオーナー心をくすぐる”Matte White Edition”の カーボンオーナメントを装備している。
こちらの特別仕様車の抽選申し込みは、2022年7月20日から8月21日までの期間、Web限定での受け付けとなるのでご注意いただきたい(9月より順次商談を開始、10月頃から発売予定)。
■メーカー希望小売価格(消費税込)
・RZ”Matte White Edition”(6速MT) 789万円
・RZ(6速MT) 731万3000円
(8速AT) 731万3000円
・SZ-R(8速AT) 601万3000円
・SZ(8速AT) 499万5000円
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