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パワーで勝る者は世界を制す!! 泣く子も黙る世界最強スペックスポーツカー決定戦!!

 今も昔も憧れの存在であるハイパフォーマンスカー。「0-100km/h2秒台」や「400馬力超えは当たり前」など、浮世離れした過激なスペックには夢とロマンが詰まっている。

 そこで今回は、1800万円以下で買えるハイパフォーマンスカーの中から最強のモデルを決定!

●エントリーリスト(走りの際立つスポーツモンスター・1800万円以下)
・トヨタ スープラRZ(日本・731万3000円)
・日産 GT-R ピュアエディション(日本・1082万8400円)
・レクサス RC F(日本・1052万円)
・レクサス LC500 Sパッケージ(日本・1450万円)
・シボレー コルベットクーペ3LT(アメリカ・1500万円)
・ロータス エミーラ V6 ファーストエディション(イギリス・1353万円)
・アウディ e-tron GT RS(ドイツ・1799万円)
・BMW M4クーペコンペティション(ドイツ・1375万円)

※本稿は2022年4月のものです
文/松田秀士、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年5月26日号

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■8車のノミネートからランキング決定!

1位は日産 GT-R。14年半の進化の中でも4WD性能を使い切って走るという部分は不変。この速さは断トツ

 トップスピード、加速といった動力性能を評価軸にすると、1位は日産GT-R。14年半の間の進化で操安性や乗り心地などは変わっても、4WD性能を使い切って走るという部分は不変。この速さは断トツだ。

 2位はコルベット。ミドシップになってより速さが増していて気持ちいい。そのポイントは進化・熟成し続けているOHVエンジンにある。

 3位はBMW M4。直6ツインターボはピックアップに優れ、全域トルクバンドで下から上までパワーがモリモリ湧き出てくる。その加速フィールはホント気持ちいい。

 4位はアウディe-tron GT RS。ベースがタイカンだけあって動力性能は一級品。リアモーターにギアを付けるなどのこだわりも凄い。

 5位はロータスエミーラ。ロータス車に乗るとモアパワーな気分になっていたが、エミーラはトヨタ製3.5L、V6+スーパーチャージャーで405ps。今後、追加されるAMGチューンの世界最強の2L、直4ターボも楽しみ。

6位はトヨタ スープラ。他のエントリー車が強力すぎるのと、現状のパフォーマンス的にはこの位置が妥当か。MTの追加でさらに上を目指せる?

 6位はスープラ。スープラは決して遅いクルマではないが、現状のパフォーマンス的にはこの位置が妥当だろう。というか、相手が悪すぎる。MTの追加が楽しみだ。

 7位はRC F。スープラより下? と思うかもしれないが、ハンドリングを含め走りのトータル性能では上だが、単純なパフォーマンスでは弱い。

 8位はLC。5L、V8はRC Fよりトルクフルで大排気量NAの魅力満点。ただLCの場合はキャラクター的にトガった速さを追求したクルマじゃないので残念ながら、最下位となった。


【番外コラム】1800万円以上にも注目!!

 1800万円オーバーの強烈スペックのクルマはいっぱいあるが、ナンバーワンはベントレーコンチネンタルGTスピード(3400万円)で、6L、W12DOHCは659ps/91.8kgmでマルチシリンダーらしいシームレスな加速は圧巻。

 もう一台はランボルギーニウラカンSTO(4125万円)で、5.2L、V10DOHC(640ps/57.6kgm)を搭載。軽量化と空力の追求による突き抜けた動力性能は強烈。

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