山上容疑者は10代の頃、母親が韓国発祥の宗教団体「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)に入信。「母親が団体にのめり込んで破産した。団体が家庭をめちゃくちゃにした」と供述し、団体を強く憎んでいた。2019年10月には愛知県内であった団体の集会で、来日した最高幹部、韓鶴子(ハンハクチャ)総裁を火炎瓶で襲撃しようとしたとも説明。この時は会場に団体関係者しか入場できず、計画を断念した。
この頃に始めた山上容疑者のものとみられるツイッターには「オレが憎むのは統一教会だけだ」と書かれており、あくまでも本来の襲撃対象は団体幹部だった。山上容疑者は敵視する対象を確実に狙えるよう、21年春ごろから手製銃の製造を始め、22年2月ごろまでに完成させたとみられる。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大で団体幹部の来日日程が不確実になり、襲撃のタイミングを失っていた。そんな中、山上容疑者は今春、団体の関連組織が開いた行事に氏が寄せた動画メッセージを視聴。県警はこの動画視聴がきっかけで氏にも強い反感を抱くようになり、韓総裁と同列の襲撃対象に据えたとみている。
事件直前、山上容疑者が団体に批判的なブログを管理する男性(71)=松江市=に宛てた手紙でも、氏について「あくまでも現実世界で最も影響力のある統一教会シンパの一人に過ぎません」と説明。本来の襲撃対象ではなかったとの事情を示唆し、氏を襲うことの社会的影響も考慮しているかのような言い回しが記載されていた。
氏を初めて銃撃しようとしたのは、7日夜に岡山市内で開かれた氏の登壇する個人演説会だった。県警の捜査によると、6日午後に自宅に近いJR奈良駅で岡山行きの片道切符を購入。夜にはパソコンで手紙を書き上げ、岡山市で会場へ向かう途中にあるコンビニエンスストアのポストに投函(とうかん)したことが確認されている。
岡山での銃撃は警備態勢が厳しく断念。奈良へ帰る途中、8日に奈良市の近鉄大和西大寺駅付近で氏が演説することを知り、事件を起こした。【吉川雄飛、川畑岳志、林みづき】
毎日新聞
引用元: ・「本当の敵ではないが仕方なく狙った」容疑者供述 安倍元首相銃撃 [どどん★]
嫌なら撃たれるようなことしなければよかっただけの話
自己責任で自業自得
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