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 フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)はF1カナダGP決勝で、「ポジションを守るために2回以上方向転換を行った」として、5秒のタイムペナルティを受けた。

 アロンソは、2番グリッドからスタートし、エンジントラブルを抱えながら7位でフィニッシュした。しかし、レース終盤、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)に対してポジションを守っていた際に、ウィービングを行ったと判断された。

2022年F1第9戦カナダGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
2022年F1第9戦カナダGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)

 スチュワードは、アロンソへのペナルティについて次のような説明をした。
「最後から2番目の周のターン10から12の間で、14号車(アロンソ)は、77号車(ボッタス)を相手にポジションを守るため、繰り返し方向転換を行い、77号車は一時的に減速しなければならず、短時間ながら勢いを失った」

「一度も77号車が14号車に並んだことはなかったというドライバーの指摘を尊重しつつも、スチュワードは、これは明らかなレギュレーション違反であると判断した。従ってスチュワードは、2022年オーストラリアの類似したインシデントの際に課したものと同様に、5秒のタイムペナルティを課す」

 アロンソはレースタイムに5秒加算されることで、7位から9位に降格になり、8位ボッタスと9位周冠宇のアルファロメオ勢が、ひとつずつ順位を上げることになる。