息子とビデオ通話したい タブレット端末習得、76歳からの必勝法 (毎日新聞)

<くらしナビ ライフスタイル> 76歳の女性がいきなりiPad(アイパッド)などのタブレット端末を使いこなすことは可能か。女性はある日、「特訓すれば、絶対にできるよ」と娘に背中を押された。スマートフォンを持ったこともなかった女性は「外国で離れて暮らす息子とビデオ通話をやりたい」と決意した……

相手を気遣える人になりたい=中学生・佐藤桃音・12 (毎日新聞)

(東京都) 学校からの帰り、私はいつも通りバスに乗り、2人席の窓側に座った。すると、ヘルプマークを付けた男性が空いている隣に座ってきて、「どこで降りますか」と聞いてきた。私は「〇〇で降ります」と答えた。 私は少し驚いた。普通なら乗った途端に、隣の人にどこで降りるのかなどとは聞いたり……

身の回りをきれいに=無職・永井重臣・74 (毎日新聞)

(愛媛県) お盆の時期が近づいてきた。玄関の周りがすっきりしていると印象が違うと思い、秋に予定していた生け垣や松の枝切りを2日間に分けて行った。作業は日差しが強くなる前に終了するようにした。 刈った枝や落ちた葉を片付けながら、若い頃に先輩によく言われた言葉がよみがえってきた。「作業……

戦争と日本の役割=山田孝男 (毎日新聞)

絵・五十嵐晃 すぐ終わるかと思われた戦争が5カ月。ウクライナの破壊と殺傷やまず、地球規模の混乱が続く中、日本にできることは何か? 国際社会を地道にまとめていくことだと北岡伸一東京大名誉教授(74)が言っている。「これを一番できるのが日本」なのだと(読売新聞7月23日付)。 アジアの途上国……

国葬に「違和感」も (毎日新聞)

遊説中の銃撃で亡くなった安倍晋三元首相の「国葬」に関心を寄せる読者は多く、持論や反対意見などが連日たくさん届いています。 閣議決定の一報直後、静岡県の男性は国会での安倍氏の虚偽答弁などを挙げて「事件に心を痛めているが国葬は違う」と訴えました。千葉県の男性は「安倍政権の功罪の検証が……

新聞を貼り付け、書き出す毎日=主婦・赤坂清子・73 (毎日新聞)

(埼玉県) 6月9日付の本欄で、「毎日ことば」で勉強されている西田淑子さんの記事を読みました。同じことをされている方がいると思い親近感を覚えました。 コロナ禍で思うように外出ができなくなったことから、昨年12月から「毎日ことば」を切り抜くようになりました。不要になった印刷物を使って記事……

西村和子・選 (毎日新聞)

朝空の澄み梅雨明を疑はず 小郡市 西田淑子 <評>天気予報では梅雨明け宣言していないが、今朝の空を仰ぐと、もう雨の季節は去ったに違いない。実感と観察力のなせる句。 手拭をぱんとならせり祭髪 川崎市 折戸洋 <評>さあ祭りへ繰り出すぞ、という意気込みにあふれた音。そして気合のこもった粋な……

コロナ大流行は武漢市場「起源」 米2チーム発表 (毎日新聞)

新型コロナウイルスの世界的大流行は、生きた哺乳類が売られていた中国・武漢の「華南海鮮卸売市場」が起源で、2019年11月中旬以降に動物から人間へのウイルスの感染が複数回起きていたとする研究結果を、米国の2チームがそれぞれ米科学誌サイエンス電子版に発表した。 新型コロナ流行の起源を巡っては……

米川千嘉子・選 (毎日新聞)

七夕の日暮れ短冊が風に揺る 願ひを託す生き方は嫌 坂戸市 納谷香代子 <評>願うしかない時もあるけれど、まずは自分で努力し動くことで道は切り開きたい。作者の潔い生き方が思われる。 コロナ禍の考へ方に違ひあり止めても止めても夫は働く 高崎市 樋浦マサエ <評>第四句に心情がこもる。コロナ第……