現役時代に容姿で注目されることに違和感を覚えたというバドミントン元日本代表の潮田玲子さん(38)に話を聞いた。
「オグシオ」。2000年代、バドミントンを世間に広めた小椋久美子さん、潮田玲子さんペアの愛称は、本人たちがつけたものではない。
2人は、「アイドルのような扱い」を受けた。
そう、潮田さんが振り返る。
「社会人(三洋電機、02年入社)の1年目くらい。週刊誌に載りました。まだ何の実績もない時です。『美女アスリート発掘』というテーマでした」
「嫌」ではなかったが、「なんだろ、これ」と思った。最初の違和感だ。
それまで空席が目立った国内の大会が、満員になった。小椋さんと潮田さんが試合をするコートに人が集中した。
国際大会の出場権を得た時、こんな場面を見た。先輩選手たちが日本バドミントン協会に、「顔がいいから(小椋、潮田を)選んだんですか?」と迫っていた。
「アスリートとしてではないところで注目されるのはつらかった。負けたのに、『カメラの前では、もう少しニコニコした方がいいな』と言われて」
プレーとは直接関係がない場面で、カメラのシャッター音が激しくなった。
例えば、インターバルで汗をぬぐったとき。シャトルを拾おうと前かがみになったとき。下着の肩ひもがずれたな、と感じたとき。
他の選手と顔立ちを比べてランク付けされたり、胸囲のサイズを「推定」されたりする報道もあった。母から「こんなのが載っている」と言われたときは、恥ずかしくて、悔しくて、悲しかった。
「『そういう見え方がするユニホームを着ている方が悪い』と言う人もいました。でも、それはいじめられている人に『いじめられる方にも原因がある』と言うのと同じです」
04年の全日本総合選手権ダブルスを初めて制すと、08年まで誰にも日本一の座を譲らなかった。
「私たちは日本一だから注目されている」。そう信じるために結果が必要だった。「プライドでした。だから負けられない。恐怖心は(12年に)引退するまでずっとありました」
なぜ、成績よりも容姿がフォーカスされるのか。現役時代にずっと胸中にあった違和感に、いまも向き合っている。同協会で競技普及に努める立場になり、こう思う。「競技を知ってもらうには、アスリート本人を好きになってもらうのがとっかかりになる。私も『あの人、カッコいいよね』と言って、競技に興味を持ったことがありますし。自分で苦しんだはずなのに、全部が全部を否定できないというか。この問題は、本当に難しい」
全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/347a71252d8988b17a6555bd36f544c64661b60b
引用元: ・【バドミントン元日本代表】成績より容姿? 潮田玲子さん、現役時の違和感「否定できない」でも [首都圏の虎★]
興行なんだなら客が呼べるかがポイント
強くて客が呼べるのが理想ではあるが、強さは二の次
美人で強い
ライバル達はぐうの音も出せず悔しかっただろう
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