virshを使用してライブマイグレーションをキャンセルまたは一時停止する方法– The Geek Diary

ライブマイグレーションの準備と実行を行う際に考慮すべきいくつかの制限があります。 その1つは、ライブマイグレーション中の仮想マシンでは操作を実行できないことです。 それでも、ソース計算ノードでvirshを使用して、仮想マシンと対話できます。 具体的には：

1.ライブマイグレーションの現在の状態を表示します。

# virsh domjobinfo domain
Time elapsed 110110 ms
Data processed 100.500 GiB
Data remaining 25.500 GiB
...[output truncated]...

ドメインを、移行する仮想マシンの名前、数値ID、またはUUIDに置き換えます。

2.移行をキャンセルします。

# virsh domjobabort domain

3.仮想マシンを一時停止します。

メモリ負荷の高い仮想マシンは、ライブマイグレーションが困難です。 このような場合、最大ダウンタイムを設定できます。 進行中でないライブマイグレーションでこれを行うには、QEMUを使用します。

# virsh qemu-monitor-command --hmp domain migrate_set_downtime time_in_seconds

進行中のライブマイグレーションで最大ダウンタイムを設定するには、libvirtを使用します。

# virsh migrate-setmaxdowntime domain time_in_milliseconds