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Acerが多くの新製品を発表したばかりですが、他の製品よりも目を引くものがいくつかありました。Acerは、ラップトップ「Helios 300 Spatial Labs Edition」とポータブルモニター「Spatial Labs View / View Pro」という2つの新製品で、裸眼立体視技術を大きく前進させています。

その名前の通り、どちらにも以前レビューしたAcerのSpatial Labsテクノロジーとソフトウェアが使われています。前回のレビューでは、ワークステーション的な用途にも使用可能だと説明しましたが、こちらでも引き続き有効です。

ただし、Helios 300 Spatial Labs Editionはゲーミングラップトップです。長期的に見てAcerがどんなゲーム作品に対応するのか、また同ブランドが3Dテクノロジーに対する開発者のサポートを強化出来るのかどうかは興味深いところです。

今のところ、God of War、The Surge 2、Forza Horizon 5等を含む50作品が、Spatial Labsと互換性を持っています。RTS(リアルタイムストラテジー)ゲームをそんなディスプレイでプレイ出来るのは素晴らしいことですが、様々な種類のゲームに当てはまりそうです。

Helios 300 Spatial Labs Editionには、GeForce RTX 3080、32GB RAM、Core i9-12900H、2TB SSDといった、高性能な構成オプションが用意されています。15.6インチ/3kgで以上のような仕様を備えたこのラップトップは、グラフィック性能の高いワークステーションとしても機能します。

もし、より軽量なラップトップを求めるなら、新型14インチ Acer Predator Triton 300 SE(2022)をチェックしてみてはいかがでしょうか。同じくCore i9-12900Hと32GB RAMという構成が用意されていますが、小型の筐体の熱放散容量に応じて、GPUオプションはGeForce RTX 3060止まりとなっています。

過去にレビューしたAcer Predator Triton 300 SE 2021と比較して、90Hz OLEDディスプレイのオプションは、クリエイティブユーザーや映画好きにとって刺激的なものでしょう。筋金入りのゲーマーは、ゲーム内の最高フレームレートに到達するために、リフレッシュレート165HzのLCDパネルを選択するかもしれません。また、16インチモデルも2022年第4四半期に登場予定です。

15.6インチモニターである「Spatial Labs View」と「Spatial Labs View Pro」は、Acerのラップトップを使用していないユーザーにも同じテクノロジーを提供します。

以前は、Spatial Labs Editionのラップトップのみに裸眼立体視技術が搭載されていましたが、これからはAcer製のモバイルワークステーションよりも高速な可能性もある、手持ちのワークステーションと合わせて使用することが出来るようになります。参考までに、同社は最低でもGeForce RTX 2080以上、CPUはCore i7以上のハードウェアを推奨しています。

価格はまだ明らかにされていないため、今後の情報にご期待下さい。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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