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14人の女優が奮闘する裁判劇である。それだけでも珍しいが、英国の女性劇作家ルーシー・カークウッドの産む性に向けたまなざしが鮮烈だ。新進の加藤拓也演出。この劇作家には上演のたびに驚かされる。「チャイメリカ」では2大国の葛藤を愛の形に映しだし、「チルドレン」で原発事故の罪と罰を描いた。…