アメリカの軍事指導部に位置する軍人は、共産主義をナチズムやファシズム、さらには日本の軍国主義に匹敵する「敵」とみていた。独ソ戦はあるところまで、アメリカやイギリスは傍観的であるべきだったというのである。双方が疲弊するまで、ソ連を支援すべきではなかったというのであった。ルーズベルト…
アメリカの軍事指導部に位置する軍人は、共産主義をナチズムやファシズム、さらには日本の軍国主義に匹敵する「敵」とみていた。独ソ戦はあるところまで、アメリカやイギリスは傍観的であるべきだったというのである。双方が疲弊するまで、ソ連を支援すべきではなかったというのであった。ルーズベルト…