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<p>【英保守党党首選】 スーナク前財務相とトラス外相が決選投票へ 勝者が次の英首相に – BBCニュース</p><p>BBCニュース – 【英保守党党首選】 スーナク前財務相とトラス外相が決選投票へ 勝者が次の英首相に</p><p>英与党・保守党の党首選で20日、保守党下院議員による5回目の投票が行われ、リシ・スーナク前財務相とリズ・トラス外相が上位2人となり、党員全員が投票する決選投票に臨むことになった。9月5日に結果が発表され、自動的に次のイギリス首相となる。</p><p>英与党・保守党の党首選で20日、保守党下院議員による5回目の投票が行われ、リシ・スーナク前財務相とリズ・トラス外相が上位2人となり、党員全員が投票する決選投票に臨むことになった。決選投票の勝者は、自動的に次のイギリス首相となる。 ジョンソン首相の辞任に伴う保守党党首選では、前回投票でペニー・モーダント通商政策担当相がトラス氏に僅差でリードして2位だったが、今回はトラス氏がそれを覆し、1位がスーナク氏(137票)、2位がトラス氏(113票)、3位がモーダント氏(105票)だった。最も少ない票数の候補が脱落する仕組みのため、決選投票はトラス氏とスーナク氏で行われる。 決選投票では、約16万人の保守党員が8月初めから9月2日の間に、オンラインか郵送で投票する。結果は9月5日に発表される。 8月から投票の始まる決選投票に向けて今後7月28日から8月31日まで、イギリス各地で党首選集会が開かれる。 25日にはBBCが司会や生中継を担当する討論会で、両候補が顔を合わせる。 同日には、辞任表明したボリス・ジョンソン首相が下院で最後の「首相への質問(PMQ)」に出席し、下院議員らの拍手に「アスタ・ラビスタ、ベイビー」と応じた。「アスタ・ラビスタ」はスペイン語で「さようなら」、「またね」などの意味で、映画「ターミネーター」シリーズでも有名。 誰が適任か スーナク財務相の陣営は、今回得た137票について「下院議員から明確に信任されていると示す、本当に強力な結果」だと歓迎した。 スーナク氏はさらに、決選投票まで残ったことに「身が引き締まる思い」だとした上で、「次の総選挙で(最大野党・労働党党首の)キア・スターマーに勝つ」には自分が最も適任だと述べた。 トラス氏は19日の投票で86票だったため、今回の投票までの24時間で下院議員27人の票を増やしたことになる。トラス氏とモーダント氏は共に、19日の投票で敗退したケミ・ベイドノック前レベリング・アップ(標準化)担当相が得ていた59票を自分のものにしようと、競い合っていた。 トラス氏を支持するイアン・ダンカン・スミス元党首は、トラス氏の選挙活動が「終盤で勢いづいた」して、ブレグジット(イギリスの欧州連合離脱)後の規制改革についての姿勢や、低所得者への支援案などが、党内で支持を得たと説明した。 対するモーダント氏は、ブレグジット派としての経歴を強調し、総選挙で労働党から議席を奪えると主張していた。これまでテリーザ・メイ政権で国際開発相のほか、国防相を約3カ月務めた後は、ジョンソン政権で閣外相となった。スーナク氏やトラス氏に比べて経験値や知名度が低いとされていたが、今回の党首選で大きく注目されるようになった。 モーダント氏を支持してきた保守党のジョージ・フリーマン下院議員は、「まったくの無名状態から素晴らしい選挙戦を戦った」、「私たちは炎に火をつけた。彼女は決していなくならない」と成果を強調した。 財政で対立する</p>