<p>日祝は電車バス格安に ICカード「ですか」10円、現金なら100円 高知市が支援 | 高知新聞</p><p>高知市が11月から1月末までの日曜・祝日(12月30日~1月3日含む)に、市内などの路線バスと路面電車の運賃を格安にする「ワンコインデー」を実施します。</p><p>高知市が11月から1月末までの日曜・祝日(12月30日~1月3日含む)に、市内などの路線バスと路面電車の運賃を格安にする「ワンコインデー」を実施する。ICカード「ですか」で支払えば一律10円、現金だと100円で乗ることができるよう交通事業…</p><p>高知市が11月から1月末までの日曜・祝日(12月30日~1月3日含む)に、市内などの路線バスと路面電車の運賃を格安にする「ワンコインデー」を実施する。ICカード「ですか」で支払えば一律10円、現金だと100円で乗ることができるよう交通事業者に補助し、「ですか」も2万枚を無料配布する。27日開会の市議会臨時会で関連予算案1億2300万円を提案する。 対象は、とさでん交通の電車と路線バスの全線(山田駅―龍河洞線を除く)▷県交北部交通の全線▷高知東部交通の安芸―高知線▷市内の予約型乗り合いタクシー(現金のみ)。「ですか」は100円がチャージされた状態で配布する。9月からインターネットや販売窓口、郵送により、先着順で申し込みを受け付ける。 市は新型コロナウイルス禍で打撃を受けた公共交通を支援しようと、昨年も同時期に無料デーを実施した。「ですか」の現在の利用者は約2万人と伸び悩んでおり、今回は「ですか」使用を促して継続利用につなげたい考え。岡﨑誠也市長は20日の記者会見で「公共交通の利用状況はまだ回復しておらず、支援が必要だ」と述べた。 同日は臨時会に提案する予算案を発表。肥料価格の高騰対策として、農家に昨年の肥料購入費の2割分を支援するため、約1200の農家・法人への給付金1億5千万円を盛り込んだ。燃油購入費の一部支援なども含め、補正予算案は3億2800万円を計上。財源には国の交付金などを充てる。(福田一昂)</p>