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<p>「ウクライナ東部だけでなく南部も」視野に、軍事目標の拡大を明言 ロシア外相 – BBCニュース</p><p>BBCニュース – 「ウクライナ東部だけでなく南部も」視野に、軍事目標の拡大を明言 ロシア外相</p><p>ロシアのラヴロフ外相は20日、ウクライナでの軍事目標を東部地域だけでなく南部にも拡大していく方針を明らかにした。</p><p>ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は20日、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍について、焦点はもはやウクライナ東部「だけ」ではないと述べ、軍事目標を南部にも拡大していく方針を明らかにした。 ラヴロフ外相はロシア国営メディアのインタビューで、西側諸国がウクライナに長距離兵器を供給したことで、ロシア政府の戦略が変わったと示唆した。国営放送RTのマルガリータ・シモニャン編集長によるインタビューの中で述べた。 外相はその上で、ロシアは自国の安全を確保するために、ウクライナ軍を前線からますます遠ざける必要があると述べた。 ラヴロフ氏は、こうした動きを前にロシアは否応なく、軍事目標を拡大せざるを得なかったのだと主張。「(ウクライナ大統領のウォロディミル・)ゼレンスキーが支配するウクライナの一部地域に、わが国の領土に直接の脅威を与えるような武器の保有を許すことはできない」と述べた。 ラヴロフ氏は「地理はすでに変化している」と述べ、ロシアの最新の目標は南部ヘルソンとザポリッジャだとした。ロシア軍はすでに両地域の一部を占領している。 また、アメリカが最近になってウクライナに供与し、ウクライナ軍が一定の成功を収めることにつながったM142高機動ロケット砲システム(HIMARS)についても、明確に言及した。 ラヴロフ氏はウクライナに武器を供与した西側諸国の行動は「無力な怒り」のあらわれで、西側は「事態の悪化を望んでいる」とした。 <関連記事></p>