【バンコク=阿桑健太郎】三福工業(栃木県佐野市)のタイ法人CS ミツフク エラストマーズ(CSM)は、独自ルートで調達したフッ素ゴムを使用したコンパウンドを拡大する。原材料不足によりフッ素ゴム主要メーカーからの供給不安が広がるなか、独自コンパウンドが現地日系カーメーカー3社から採用を獲得し、年内には量産を開始する。同様の懸念がある日本向け輸出も増加することから、品種によっては前期比倍の販売増となっている。同社では従来品同等の特性、品質を確保できる複数種の配合レシピを確立ずみ。今後、タイローカル企業を含めた幅広いユーザーに提案を進め、中長期的な需給タイトを見込むフッ素ゴムコンパウンド市場での拡販につなげる。続きは本紙で
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