最近ニュースで話題の円安。その一方で、連日値上げに関する報道もされ、不安を感じる人も少なくない。
そこで6月21日(火)放送の『林修のレッスン!今でしょ』では、元銀行員の林修が緊急講義を開催。「円安ってそもそも何?」「円安って悪いことばかりなの?」など、円安に関するあらゆる疑問を徹底的に解説する。
また林修の他にも、お金に関する書籍を多数執筆する経済評論家の加谷珪一先生も迎え、円安に関する最新情報を紹介。
スタジオには伊沢拓司、坂東彌十郎、酒井美紀、伊集院光、山崎怜奈(乃木坂46)、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)が学友として登場し、円安について学ぶ。
番組では「円安」にまつわる疑問の緊急アンケートを実施。街の声から上がってきた4つの疑問について講義していく。
その1つが、10~30代に多かった「円安ってそもそも何?」。今更聞きづらい疑問だが、意外と理解できていなかったり、混乱している人が少なくない。そこで林がわかりやすく解説。ポイントになるのが「円を基準にして考える」ことだという。
また2つ目の疑問が、多くの主婦が抱いていた疑問「なぜ円安でものの値段が上がる?」。まずはどんなものが値上がりしているのかを調査する。
ある埼玉のスーパーでは約8割のものが値上がりしているといい、なかでももっとも値上がりしているのがある商品。その値段の上がり方にスタジオは騒然! 実は値上がりしているものにはある共通点が。ここに円安が深く関わっていた。
一方で、値上げは円安だけが原因ではなく、他にもさまざまな要因が絡み合っているという。その実態を詳しく解説していく。また、逆に最近値下げしているものもあり、その理由とともにどんなものが値下げしているのかも紹介。
他にも気になる疑問としてあがったのが「なぜ今円安になっている?」。ここ最近急に「円安」を耳にするようになった印象だが、その背景には「いま円よりドルをほしがる人が多い」ことがあるそう。アメリカの銀行の利子は日本より高く、みんながドルを欲しがっているのだ。
では、なぜアメリカの金利がここまで高いのか。実は、アメリカは景気を悪くするために金利を上げたという。その真相とは一体? その解説から日本とアメリカの実情の大きな違いが浮き彫りになる。
円の価値が日に日に下がっているなか、とくに気になる疑問が「円安で良いことは?」。円安には悪い影響ばかりが目に付くが、その一方で良いことはあるのかどうかについても考える。
その中で加谷先生監修のもと、このまま円安が続いたらどうなるのかシミュレーションを実施。1年前、現在、未来で食費がどれだけ変化するのか計算したところ、驚きの結果が!
さらに林は、「円安が進むと給料がUPする!?」という可能性も語る。その真意とは?