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7月1日に公開される、映画「エルヴィス」は究極のミュージック・エンターテインメントとして、公開前に早くも話題となっているが、今年4月に開催された「ニューヨーク国際自動車ショー」のリンカーンブースには、エルビス・プレスリーが所有していた1956年のコンチネンタル・マークIIが展示されていた。今年、リンカーンは100周年を迎えるが、100年前の1922年4月4日、ヘンリー・フォードは発明家であり自動車エンジニアのヘンリー・リーランドからリンカーン・モーター・カンパニーを800万ドルで購入。ここから、アメリカを象徴する高級自動車ブランド、リンカーンが創造されていくのである。

フランク・シナトラも所有!

さて、プレスリーが所有していた1956年のコンチネンタル・マークIIは、当時のリンカーンを象徴する見事なデザインと革新性を備えたモデルの1つ。 当時ヘンリー・フォードの孫で、エドセル・フォードの息子であるウイリアム・クレイ・フォードは、父親と元々のコンチネンタルのオマージュとして1952年から車両開発を主導。希望小売価格は9995ドルで、当時最も高価なアメリカ製のクルマであったという。製造台数はわずか3005台、手作業で組み立てられたこのクルマは、可能な限り豪華な装備が奢られ、現在でも現存台数が少ないため貴重なコレクターズアイテムとして値段が高騰している。エルビス・プレスリーのほか、フランク・シナトラ、ネルソン・ロックフェラー、米国大統領のドワイトD.アイゼンハワーも所有していたことで知られる希少車だ。



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