もっと詳しく

わが国には「具体論が重要で、抽象論は役に立たない」という固定観念が根強く存在する。そのせいで、日本企業は物事を抽象化して考えるのが苦手だ。「抽象」という言葉の本当の意味は「曖昧なもの」ではなく全体像を把握することである。現象の本質を捉えるには抽象化が必要であり、抽象化は企業経営に…