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「何かごみが多いね。大丈夫? 掃除してる?」。京都府亀岡市の観光名物、保津川下りの船頭、豊田知八(56)の耳には、乗客からかけられたこの言葉が今でも耳に残る。 「気が付くと川の両側の木々に、破れたプラスチック製レジ袋が、七夕の短冊のようにたくさんぶら下がっていた」。今から20年以上前の…