<p>【巨人】戸郷翔征の圧倒的安定感!今季12登板中11度のQSはリーグトップ</p><p>【 #巨人 】 #戸郷翔征 の圧倒的安定感!今季12登板中11度のQSはリーグトップ #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>巨人の戸郷翔征投手が先発。7回1失点と好投したが、打線の援護に恵まれずリーグトップタイの8勝目とはならなかった。</p><p>勝利はつかめなかったが、戸郷が先発の役目を果たした。同点の7回先頭からの2者連続死球で一、二塁のピンチを招いたが、2死一、二塁まで粘り、最後は佐野の打球を右膝付近に受けながら二ゴロに封じて無失点でしのいだ。痛みをこらえ、駆け足でベンチへと戻ると直後の回で代打を送られて降板。7回95球を投げて6安打1失点、8奪三振と試合をつくったが打線の援護がなく、リーグトップに並ぶ8勝目は逃し「ホームランは防ぎたかったですが、それ以外は粘り強く投球ができた」と振り返った。 中10日と休養十分で迎えたマウンドで、テンポ良くアウトを重ねた。最速149キロの直球には力があり、ボールゾーンへと鋭く沈むフォーク、スライダーにはキレがあった。直球と変化球を効果的に織り交ぜて4回までDeNA打線を3安打に封じた。両チーム無得点の5回1死で甘く入ったフォークをソトに左翼席へと運ばれたが、崩れることなく7回を投げ抜いた。 抜群の安定感で先発ローテを支えている。今季12登板中、11度目のクオリティースタート(6回以上自責3以下)となり、これは中日・大野雄、阪神・青柳、西勇など名だたる好投手を上回るリーグトップの数字だ。前回登板からの期間は、戦いが激しさを増す夏場以降を見据えて基礎的な体力向上に取り組み「いい力感で毎試合投げられているし、いいコンディションが整っている」。プロ2年目の20年から2年連続で9勝を挙げるなど、積み重ねてきた経験が結実しつつある。 チームは敗れたが、原監督は「良かったと思います。(7回は)よく踏ん張りましたね」と評価した。プロ4年目。次代のエースとしての真価を発揮する右腕であれば、眼前の8勝目、その先にある初の2ケタ勝利に届く日も遠くはない。(小島 和之) ◆宮本和知氏「7回に力を出し切っていた」</p>