もっと詳しく

<p>中国最大の半導体メーカー、7nm製造技術確立か-米制裁対象</p><p>中国最大の半導体メーカー、7nm製造技術確立か-米制裁対象</p><p>中国最大の半導体メーカー、中芯国際集成電路製造(SMIC)は米国の制裁にもかかわらず、自社の半導体製造技術を大きく進化させているもようだ。</p><p>SMICは7nm半導体の出荷を開始-テックインサイツ 米国はSMICへの10nm線幅以下の関連装置販売を原則禁止 中国最大の半導体メーカー、中芯国際集成電路製造( SMIC )は米国の制裁にもかかわらず、自社の半導体製造技術を大きく進化させているもようだ。 業界ウオッチャーのテックインサイツは19日、SMICが暗号資産(仮想通貨)ビットコインのマイニング(採掘)向けに7ナノメートル(nm)プロセスの製造技術を用いた半導体を出荷していると ブログに投稿 。SMICは14nm技術を確立しているが、7nmはそれより2世代先を行く製造テクノロジー。 米国は2020年後半以降、上海に本社を置くSMICに10nm線幅以下の半導体製造に利用可能な装置を許可を得ず販売することを禁止している。 SMICの開発に詳しい関係者1人はこの報道を確認。公に話す権限がないとして匿名を条件に述べた。21日の香港株式市場ではSMICの株価は一時1.9%上げた。終値は0.2%高。 テックインサイツの報道でSMICの顧客として名前を挙げられた中国のミネルバ・セミコンダクターは、自社のウェブサイトで7nm半導体を 紹介 。同半導体を製造した企業名には触れずに、量産開始は21年7月だと説明した。セミアナリシスのチーフアナリスト、ディラン・パテル氏が先にこの報道に 注目 していた。 SMICとミネルバの担当者はコメント要請に応じなかった。 原題:</p>