もっと詳しく

水俣病の患者の診察や研究に半生を捧げた医師の原田正純さんが亡くなって、今月で10年となりました。 「胎盤は毒物を通さない」という医学の定説を覆し、胎児性患者の存在を明らかにした原田さんは、生涯、一貫して患者の側に立ち、水俣病と関わり続けました。 その遺志を継ぎ、岡山県から水俣に通って…