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<p>感染確認18万人超 濃厚接触者の待機期間短縮検討も | NHK政治マガジン</p><p>新型コロナウイルスの感染確認の発表が21日、18万人を超え過去最多を更新。 各地の対応は ▼沖縄県 不要不急の外出自粛、会食は4人まで、2時間以内にするよう県民に要請 ▼千葉県 幼稚園や保育園などで濃厚接触者の特定を今後行わない方針</p><p>新型コロナの感染の急拡大を受けて岸田総理大臣は22日、関係閣僚と今後の対応を協議します。医療提供体制の確保に向け医療機関などへの財政支援を延長する一方、社会経済活動を維持していくため濃厚接触者に求める自宅などでの待機期間を短縮する方向で検討することにしています。新型コ…</p><p>専門家会合は、それぞれが感染しない、感染させないための対策に取り組むことが必要だと指摘し、国や自治体が日常的な感染対策の必要性を周知し、医療提供体制の強化などを行うよう求めました。 そして、専門家会合はワクチン接種のさらなる促進、検査の活用、効果的な換気などが必要だとしていて、基本的な感染対策として、少しでも体調が悪ければ外出を控えることや、リモートワークを再び推進すること、それにイベントや会合を行う場合は感染状況を踏まえて開催の可否を検討することなどを求めました。 脇田座長「高齢者の感染増で重症化や死亡者増加につながる懸念」 専門家会合のあと開かれた記者会見で、脇田隆字座長は「重症者数は今はまだ低いレベルだが増加し始めていて、高齢者の感染が増えると重症化や死亡者の増加につながっていく懸念もある。ただオミクロン株の『BA.5』に置き換わっているが、今のところ感染したときの重症度が高くなっている状況ではないと考えている」と述べました。 また子どもの感染について「家庭内での感染が多く子どもの感染が分かれば家族への検査キットの配布で対応しているという議論もあった。部活動やスポーツ中の感染や子どもたちが屋内で集まってゲームすることで感染した事例もあり、感染リスクの高い行動をなるべく避けてもらうべきではないかという意見があった。ただ基本的には周りの大人がなるべく感染しないようにすることが子どもへの感染を防ぐための対策の中心だと報告されている。子どもの感染をなるべく避け、重症化を抑えるためにはワクチン接種を検討してもらうことも重要な対策の1つだと考えている」と述べました。 後藤厚労相「新規感染者数の増加続くと見込まれる」 専門家会合で、後藤厚生労働大臣は「全国の一日当たりの新規感染者数は、先週比1.72となり、急速な増加が継続している。病床使用率についても、地域差が見られるものの総じて上昇傾向にある。重症者数や死亡者数は、低い水準にあるものの増加傾向にあり、多くの地域で新規感染者数の増加が続くことが見込まれる」と述べました。 そのうえで「今後の感染状況について最大限の警戒を保ちつつ、引き続き適宜適切な対応を図っていく。現時点で新たな行動制限を行うことは考えていないが、油断することなく改めてマスクの適切な着用、手洗い、3密の回避や換気など基本的感染防止策の徹底を心がけてほしい」と呼びかけました。 沖縄県 医療ひっ迫で不要不急の外出自粛など 行動制限要請へ 新型コロナの感染急拡大を踏まえ沖縄県は21日、対策本部会議を開き、不要不急の外出自粛や会食時の人数、時間の制限など、県民に行動制限を要請することを決めました。 沖縄県内では20日、一日の新規感染者が初めて5000人を超え、21日も5250人と過去最多を更新し、医療提供体制がひっ迫しています。</p>