初期化パラメーターは、インスタンスの操作に影響を与える構成パラメーターです。 インスタンスは、起動時にテキスト初期化パラメーターファイル(pfile / init.ora)またはサーバーパラメーターファイル(spfile)のいずれかからこれらの初期化パラメーターを読み取ります。 さまざまな環境での操作を最適化するために、さまざまな初期化パラメーターがあります。
通常、Oracleデータベースを起動する場合は、startupコマンドを使用するだけです。 ただし、特定のパラメータを設定してデータベースを起動したい場合があり、それらをpfileに記述します。 つまり、pfileからデータベースパラメータの一部を開始します。
pfileを使用してデータベースを起動する場合、sqlplusを介してsysdbaとして接続しているときに、次のコマンドを使用できます。
startup pfile=/u01/app/oracle/product/11.2.0/db_1/dbs/initDB11G.ora
これにより、次のようになります。
SQL> startup pfile=/u01/app/oracle/product/11.2.0/db_1/dbs/initDB11G.ora ORACLE instance started. Total System Global Area 2142715904 bytes Fixed Size 1337688 bytes Variable Size 671090344 bytes Database Buffers 1459617792 bytes Redo Buffers 10670080 bytes Database mounted. Database opened. SQL>
場合によっては、そうしようとするとエラーが発生することがあります。 一般的なエラーメッセージの一部(エラーメッセージの組み合わせは以下のとおりです)
LRM-00123: invalid character 0 found in the input file ORA-01078: failure in processing system parameters
LRM-00123とORA-01078の組み合わせは、スタートアップコマンドでpfileではなくspfileを指定した可能性が高いことを示しています。
LRM-00109: could not open parameter file '/u01/app/oracle/.........' ORA-01078: failure in processing system parameters
LRM-00109とORA-01078の組み合わせは、pfileへのパスにタイプミスがあった可能性が高いことを示しています。
データベースインスタンスにpfileまたはspfileのどちらが使用されているかを知るにはどうすればよいですか?
3つの方法があります:
1. V $ SPPARAMETERビューから– V $ SPPARAMETERビューには、SPFILEの内容が一覧表示されます。 PFILEを使用してインスタンスを起動した場合、ビューはNULL値を返します。
2. SHOW PARAMETERの使用:
SQL> show parameter spfile;
データベースがspfileで開始された場合、このクエリはspfile名を返します。 データベースがpfileで開始されている場合、値は表示されません。
3. alert.logファイルの使用:
– pfileを使用すると、次のようなものが表示されます。
Starting ORACLE instance (normal) ... Using parameter settings in server-side pfile [PATH]INITORCL.ORA
– spfileを使用すると、次のようなものが表示されます。
Starting ORACLE instance (normal) ... Using parameter settings in server-side spfile [PATH]SPFILEORCL.ORA
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