<p>トランプ氏、暴徒を非難するよう求める側近らを無視=議会襲撃事件の公聴会 – BBCニュース</p><p>BBCニュース – トランプ氏、暴徒を非難するよう求める側近らを無視=議会襲撃事件の公聴会</p><p>米議会襲撃事件の下院特別委が21日夜、開かれた。トランプ前大統領について、暴動をホワイトハウスのテレビで見ていて、家族や側近らから暴徒を非難するよう「懇願」されたが、無視したとの証言が出た。</p><p>米連邦議会襲撃事件を調査している下院特別委員会が21日夜、開かれた。ドナルド・トランプ前大統領について、暴動をホワイトハウスのテレビで見ていて、自らの子どもたちや側近らから暴徒を非難するよう「懇願」されたが、それを無視したとの証言が出た。 この日の下院特別委では、8回目の公聴会が開かれた。昨年1月6日の事件当日、トランプ氏が187分にわたってどう行動したかが描き出された。 エレイン・ルリア委員(民主党、ヴァージニア州)は、「トランプ大統領はダイニングテーブルに座り、テレビで攻撃を見ていた。最高幹部や最側近、家族らは、アメリカの大統領に期待されることをするよう、彼に懇願した」と述べた。 同委員はまた、歴史的な出来事の最中、ホワイトハウスの主任カメラマンが写真の撮影を望んだが、やめるように言われたと話した。 一方、ホワイトハウスの国家安全保障担当の元職員は、当日のホワイトハウスの職員たちについて、議事堂で起きていたことによって「ショック状態」だったと述べた。この元職員は、身元がわからないよう、発言の際の音声が加工されていた。 ツイートが「ガソリンを注いだ」 この日の委員会では、トランプ氏の顧問だったパット・シポローネ氏のビデオ証言の一部が再生された。その中で同氏は、暴動を非難する強い声明を出すよう、トランプ氏に求めたと述べた。 さらに、トランプ氏の娘イヴァンカ氏と息子ドン・ジュニア氏も、暴徒にやめるよう呼びかけるよう、トランプ氏に求めていたと指摘された。 一方、サラ・マシューズ元大統領報道官は、当時のホワイトハウスの同僚の1人について、トランプ氏が暴動を否定すれば「メディアに勝利を渡す」ことになると主張していた、と証言した。 マシューズ氏はまた、トランプ氏が事件当日の午後2時24分に投降したツイートが、「火にガソリンを注ぐ」ことになったと述べた。そのツイートは、マイク・ペンス副大統領(当時)について、議会でバイデン氏の当選を証明するという憲法上の義務を拒絶する「勇気がなかった」と、攻撃するものだった。 マシューズ氏と、国家安全保障担当の副補佐官だったマシュー・ポッティンジャー氏は、このツイートを受けて辞任する気になったと証言している。 暴動が始まってから3時間7分後の午後4時17分、トランプ氏はホワイトハウスのローズガーデンで録画した映像を公開した。同氏はその中で、暴徒たちを「とても特別だ」とたたえたが、解散するよう求めた。 <関連記事></p>