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<p>ウクライナ穀物輸出で合意成立 ロシアも署名、トルコ・国連仲介:時事ドットコム</p><p>ウクライナ穀物輸出で合意成立 ロシアも署名、トルコ・国連仲介</p><p>【イスタンブール時事】トルコ最大都市イスタンブールで22日、ロシアとウクライナが穀物輸送に関する協定文書の署名式に臨み、ウクライナからの輸出促進に向けた合意が成立した。仲介役のトルコのエルドアン大統領と国連のグテレス事務総長も出席し、合意を歓迎した。問題解決に向けた期待もあるが、ロシアの軍事侵攻で停滞しているウクライナ産穀物の輸出正常化には、なお時間を要しそうだ。 署名式にはロシアからショイグ国防相、ウクライナはクブラコフ・インフラ相がそれぞれ参加し、文書に署名した。エルドアン氏は「世界の数十億…</p><p>【イスタンブール時事】トルコ最大都市イスタンブールで22日、ロシアとウクライナが穀物輸送に関する協定文書の署名式に臨み、ウクライナからの輸出促進に向けた合意が成立した。仲介役のトルコのエルドアン大統領と国連のグテレス事務総長も出席し、合意を歓迎した。問題解決に向けた期待もあるが、ロシアの軍事侵攻で停滞しているウクライナ産穀物の輸出正常化には、なお時間を要しそうだ。 署名式にはロシアからショイグ国防相、ウクライナはクブラコフ・インフラ相がそれぞれ参加し、文書に署名した。エルドアン氏は「世界の数十億人が飢えに直面するのを防ぐことになる」と協定の意義を訴え、合意履行のための「共同調整センター」をイスタンブールに設置すると述べた。 ロシアがウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始した2月以降、両国が懸案解決に向けた主要な合意に応じるのは今回が初めて。トルコと国連を加えた4者の枠組みで、世界的な食料危機拡大を防ぐための協議が続けられていた。</p>