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江戸時代の遊行僧、木喰(もくじき)は行く先々で千体以上の仏像を彫ったとされ、独特の笑みを持つ像を多く残した。晩年に訪れた兵庫県猪名川町には26体の「木喰仏」が現存し、それらに魅了された地元の人たちが会をつくり20年以上になる。「仏ではなく人間的な笑い」「木喰が出会った村人のように思え…