<p>狂気と優しさが共存する『void* tRrLM2(); //ボイド・テラリウム2』開発者の頭の中はどうなっているの?心理学の専門家に訊いて本人にも訊いた | Game*Spark – 国内・海外ゲーム情報サイト</p><p>狂気と優しさが共存する『void* tRrLM2(); //ボイド・テラリウム2』開発者の頭の中はどうなっているの?心理学の専門家に訊いて本人にも訊いた ぜったいに性癖を暴いてやるスパ……!!! #PR</p><p>ぜったいに性癖を暴いてやるスパ</p><p>理解」についても重要視されます。ただ、そこが苦手なかたもいらっしゃいますので、心理学を学んで活かしていきたいという人もいますね。 ゲームクリエイターのかたはこのような「他者理解」がかなり優れているのかな、と思います。そのようなベースを持った上で、ヒットする作品を作るための「斬新な視点」や「意外性」といった発想力も富んでいるのではないでしょうか。つまり、多くの人にとっての常識的な視点・心理をしっかり踏まえた上で、あえて少しずらした発想を出せる特徴を持つ人ではないかという印象です。 苗に水やりするトリコちゃん ──ただ奇抜なことができるということではなく、きちんと「一般的な感覚」が見えているからこそ尖ったことを狙って行えるということなんですね。他者理解への感受性は一般の人と比べると敏感ということなのでしょうか。 認知心理学には「注意」という重要なテーマがあります。 同じものや体験でも、人によって分析する時の方法が違ってくるんです。特にその道の専門家であれば、同じものを見ていたとしても更に細部へと注意が向いていく傾向があるという研究もあります。そのような意味でクリエイターの方々は「注意」の向け方が違うのかもしれません。 ──そうした特性は生まれながらの先天的なものの影響が大きいのでしょうか? 幼い頃からある面について他の人よりも細かく分析できるといったような、生まれによる才能などは少なからずあるとは思います。ですが、そうした能力を仮に持っていたとしても、極端な例をあげれば──「ゲーム」の先天性を語ろうにも平安時代に生まれた人についてはそもそも語りようがない、なんていう問題がでてきますよね。 そうした意味では、 ではないかと思いますし、ゲームクリエイターのかたに限りませんが、自身の持ち味と、様々な文化や便利なものの影響を受けながら能力を発揮できていくようになるんじゃないかな、という印象です。 かわいいトリコちゃんが病気でひどい目に合う……というのも本作の特徴 ──ゲームクリエイターの方々も、様々な経験の上に制作の特徴が現れてくるということですね。それでは改めて本作『ボイド・テラリウム2』について伺います。かわいいキャラクターを育成する中で、痛々しい描写も含まれるような尖った設定ですが、映像などをチェックした印象はいかがでしたか? 「尖った内容」ということでしたが、日常現実ではあまり体験できなさそうという意味で確かにそのように思います。 一方で少し広い見方をすると、心理学では「協力」と「競合」というテーマがあります。その点で見れば『ボイド・テラリウム』は「協力」の要素が強いのではないかと感じました。また、育成系のゲームという意味ならば、これまでも筋としては似たような作品があったかと思います。 そう考えたとき『ボイド・テラリウム』シリーズは、</p>