2022年F1フランスGPの金曜、フェラーリのカルロス・サインツはフリー走行1=3番手/2=1番手だった。フェラーリは今回、フロア周りにアップデートを入れている。
フェラーリは、サインツのパワーユニット(PU)のエナジーストア2基目とコントロールエレクトロニクス3基目を投入、後者についてはシーズン中に使用が許される基数を超えたため、サインツは10グリッド降格ペナルティを受けることが決定した。
![2022年F1第12戦フランスGP カルロス・サインツ(フェラーリ)](https://cdn-image.as-web.jp/2022/07/23100658/asimg_22R12FraFr-Sai-XPB1_d962db49b14c7dc-660x440.jpg)
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=3番手(1分34秒268:ソフトタイヤ/21周)/2=1番手(1分32秒527:ソフトタイヤ/22周)
ポジティブな一日だった。アップデートはうまく機能しているようで、特にフライングラップでのマシンの感触は良かった。ただ、タイヤのグレイニングにより、ロングランは少しチャレンジングだった。今日の気温の高さが考慮すべき重要なファクターだったことは確かだ。どうやればタイヤをうまく労わって走れるかについて、慎重に見ていく必要がある。
日曜日にペナルティを受けるので、レース用にマシンを準備していくことに集中しなければならない。改善の余地があるから、引き続き細かい部分まで調査していく。
(走行後の会見で語り)間違いなくポジティブな金曜日だった。燃料を軽くしたショートランはあまりやらなかった。それでもすべてのラップが強力だったんだ。つまり、僕たちは正しい方向に踏み出したということだろう。