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 2022年F1フランスGPの金曜、フェラーリのカルロス・サインツはフリー走行1=3番手/2=1番手だった。フェラーリは今回、フロア周りにアップデートを入れている。

 フェラーリは、サインツのパワーユニット(PU)のエナジーストア2基目とコントロールエレクトロニクス3基目を投入、後者についてはシーズン中に使用が許される基数を超えたため、サインツは10グリッド降格ペナルティを受けることが決定した。

2022年F1第12戦フランスGP カルロス・サインツ(フェラーリ)
2022年F1第12戦フランスGP カルロス・サインツ(フェラーリ)

■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=3番手(1分34秒268:ソフトタイヤ/21周)/2=1番手(1分32秒527:ソフトタイヤ/22周)

 ポジティブな一日だった。アップデートはうまく機能しているようで、特にフライングラップでのマシンの感触は良かった。ただ、タイヤのグレイニングにより、ロングランは少しチャレンジングだった。今日の気温の高さが考慮すべき重要なファクターだったことは確かだ。どうやればタイヤをうまく労わって走れるかについて、慎重に見ていく必要がある。

 日曜日にペナルティを受けるので、レース用にマシンを準備していくことに集中しなければならない。改善の余地があるから、引き続き細かい部分まで調査していく。

(走行後の会見で語り)間違いなくポジティブな金曜日だった。燃料を軽くしたショートランはあまりやらなかった。それでもすべてのラップが強力だったんだ。つまり、僕たちは正しい方向に踏み出したということだろう。