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世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。

6月17日(金)の放送では、兵庫県の「新西宮ヨットハーバー」を紹介した。

この港でマリンライフを楽しんでいるのは、杉原寛信さん(73歳)。現役バリバリのセーラーで、仲間たちとヨットレースにも挑戦している。

クルージングは子どもの時に作った住みかのよう。男にはあるでしょ。それがあってなおかつ移動する。こんなおもしろい乗り物ない」(杉原さん)

西宮の山あいにある杉原さんのアトリエは、さながら森の隠れ家。いつでも楽しめるよう楽器も設置されている。

ここで何をしているかというと、ヨットの帆を使ってバッグを作っているという。機能的で丈夫、アウトドアにぴったりの名品ぞろいだそう。

「我々は遊びでものを作っている。胸を張って」(杉原さん)

杉原さんの言う遊びとは、思い切り自然と戯れ、考えたり工夫したりすること。「ダラダラすることが私にとって遊びではない。思ったことに対して行動すること」ときっぱり語っていた。

なお、次回6月24日(金)放送の『港時間』は、フランスのレ・サーブル・ドロンヌを特集。

世界一周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ」のスタート地点となった港で、2024年の大会出場を目指す白石康次郎さんと会う。