ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、2022年3月4日に発売されたプレイステーション5/4用ソフトウェア『グランツーリスモ7』について、新規収録車種やコースレイアウト、スケープスの特集追加を含むアップデートを6月23日(木)15時から配信した。新たにコースとしてワトキンス・グレンが追加されたほか、スズキから2台、また1932年のフォード・ロードスターが追加された。
今回のアップデートでは、新たに収録車種として3車種が追加された。『フォード 1932 フォード ロードスター』、『スズキ V6エスクード Pikes Peak Special ’98』、『スズキ ビジョン グランツーリスモ(Gr.3 Version)』という3台だ。まず『フォード 1932 フォード ロードスター』は、ヘンリー・フォード博物館に展示されている“ハイボーイ”スタイルのホットロッド。レジェンドカーで購入が可能だ。
そして、スズキファンにはたまらないのが『スズキ V6エスクード Pikes Peak Special ’98』、『スズキ ビジョン グランツーリスモ(Gr.3 Version)』という2台。V6エスクードは、1998年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムで“モンスター田嶋”こと田嶋伸博がドライブ、総合優勝と10分切りを目指したマシンだ。ハンドルコントローラーをお持ちの場合、モンスター田嶋のようにステアリングは近めに持ってドライブしたいところ。
そして、エスクードV6が過去の名車なら、スズキ ビジョン グランツーリスモは、スズキの未来が感じられるVGT車両。すでにロードゴーイングバージョンはリリースされているが、今回登場したのはスズキの闘志がみなぎるビジョン グランツーリスモのGr.3仕様で、ブルーとイエローのカラーリングとECSTARのロゴが入り、二輪ファンにも気になるマシンになるはずだ。
また今回のアップデートでは、新規コースとしてアメリカの伝統的名コースであるワトキンス・グレン・インターナショナルが追加された。ニューヨーク州のほぼ中央に位置するロードコースで、これまでもさまざまなレースが実際に開催されてきた。グランツーリスモ7内では、ロングコースとショートコースのレイアウトをドライビングできる。
これにともないスケープスの特集にはワトキンス・グレンが追加されたほか、アップデートではメニューブックの形でさまざまな課題が与えられる『カフェ』にも、新たに『エクストラメニュー』が追加された。『エクストラメニュー』はさまざまなテーマによる新しいカーコレクションを提案するもので、プレイヤーがエンディングに到達し、かつコレクターズレベルが一定以上の場合に限り報酬を受け取ることができる。
アップデートの詳細については『グランツーリスモ』シリーズ公式サイト(https://www.gran-turismo.com/jp/)へ。