脳の快適温度は22~24度。専門家が教える熱帯夜のエアコン設定の最適解
夏の睡眠で議論を呼ぶのが“クーラー問題”。古くは「クーラーをつけて寝ると体に悪い」なんてことを言われたりもしたが、
最近では就寝時のクーラーはむしろ推奨されている。その根拠はなんなのか。また、クーラーがOKなら設定温度はどうしたらいいのか。
正しい熱帯夜の睡眠について、東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身先生が解説する。
――エアコンを使いつつ、クーラー病を防ぐには?
 脳の快適温度は、人類共通に22~24℃が最適であることがわかっています。しかし、体の快適温度は筋肉量に比例するので、 
 平均的な日本人では22~24℃では体が寒さに耐えることができません。つまり、日本人では多くの場合、脳の快適温度と 
 体の快適温度に乖離があるのです。 
 一方、平均的に筋肉量の多い欧米人は体の快適温度と脳の快適温度が一致することが多く、室温22~24℃が快適で健康的とされています。 
 実際、日本人にとって肌寒い気温でも、欧米人はTシャツ1枚で平気で過ごしていたりするイメージがあるかと思います。 
 筋肉体質の欧米人は、平均的な日本人から見ると常に分厚いセーターを1枚羽織っているようなもの。ゆえに、日本人は、 
 脳を涼しく保ってうえで、睡眠中、体を冷やさないよう夏でも掛け布団でしっかり体を温めるのがベストと言えます。 
 ――男性にとってのエアコンの適温は女性には寒い、みたいな現象がありますが、あれも筋肉量の差が原因だったんですね。 
 はい。ただ、体は脳を守るためにあるのですから、体ではなく脳にとって快適な温度を優先すべきです。26℃を超える環境が仮に体にとって 
 快適であっても、脳の疲労は蓄積することが示されています。 
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ce35fec5b256c726e2ec17bc349e7a48ce9b5ccd 
 梶本修身/集英社オンライン 
 
 
引用元: ・エアコン設定温度 22~24℃が最適 26℃を超える環境は脳に良くない [837857943]
エアコンのスペックが部屋の広さに適切かどうかとか
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