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<p>LGBT条例案を提出 埼玉県議会自民会派 慎重論も根強く</p><p>LGBT条例案を提出 埼玉県議会自民会派 慎重論も根強く 条例案は「性的指向または性自認を理由とする不当な差別的取り扱い」の禁止を掲げ、県に対し、LGBTカップル向けの「パートナーシップ制度」の整備などを求めている。</p><p>埼玉県議会最大会派の自民党議員団は23日、同性愛者など性的少数者(LGBT)への理解増進を図る条例案を県議会に提出した。最終日の7月7日に採決される見通しで、…</p><p>埼玉県議会最大会派の自民党議員団は23日、同性愛者など性的少数者(LGBT)への理解増進を図る条例案を県議会に提出した。最終日の7月7日に採決される見通しで、可決、成立の公算が大きい。 自民党は昨年、同様の趣旨の法案の国会への提出を目指したが、党内保守派の懸念を背景に意見調整が難航し、提出を見送った。県議会会派内にも賛否両論があり、一部の議員が棄権するなどの可能性もある。 条例案は「性的指向または性自認を理由とする不当な差別的取り扱い」の禁止を掲げ、県に対し、LGBTカップル向けの「パートナーシップ制度」の整備などを求めている。 「不当な差別的取り扱い」の定義が明示されていないことから、会派内には反対意見も根強い。条例案策定に向けて党県連が4、5月に実施したパブリックコメント(意見公募)で反対意見が約9割を占めたことも、慎重論を後押ししている。</p>