(日曜に想う)踏みにじられた命の価値を取り戻す ヨーロッパ総局長・国末憲人:朝日新聞デジタル
人の命は、かくも軽い存在だったのか。 病院や学校を標的に、ミサイルを撃ち込む。街を根こそぎ破壊する。無抵抗の市民を拷問にかけ、処刑する。ウクライナの現実を前に、私たちは愕然(がくぜん)として、立ちすくまざるを得ない。 第2次大戦の廃虚から再出発した欧州は、人命を貴ぶ精神を培い、命の価値を徐々に…
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