シューミが密かに乗っていたポルシェ。ミハエル シューマッハのポルシェカレラGTがインターネットで販売されている。
ミハエル シューマッハの愛車に秘密があった – それが今、ハンマーで叩かれる!
実は、記録ずくめのF1ワールドチャンピオンは、フェラーリやメルセデスのブランドと切っても切れない関係にあるのだ。しかし、今になって判明したことだが、ケルペン出身のレジェンドF1レーサーが4年の間、好んで乗っていたのは、フェラーリでもなく、メルセデスでもなく、ポルシェだった。彼は「ポルシェ カレラGT」を日常の足として、一般道や高速道路で使っていた。
背景: 2004年、シューミは「ポルシェ カレラGT」を購入した。所属していたF1チームへの配慮から、マネージャーのウィリー ウェバー(Willi Weber)と彼の会社ウェバーマネジメントを経由して購入したのである。シューマッハの雇い主であるフェラーリは、自分のスタードライバーが突然競合他社のレーサーを買ったとしたら、きっと喜ばないだろうから、理にはかなっていた。
2008年まで、このメガポルシェはウィリー ウェバーによって所有されていたが、現在はElferspotというプラットフォームで売りに出されている。付属する書類の中には、かつてF1界の7冠王が所有し乗っていたマシンだったということ事実がちゃんと証明されている。
リアにシューミのロゴ、ドキュメントバッグにシューマッハのヘルメットというのも、シューマッハとのつながりを証明するものだ。
黒いロードスターは走行距離14,200km。5.7リッターのV10は612馬力を発揮する。購入価格は公表されていない。しかし、専門家は最低でも100万ユーロ(約1億4,500万円)以上と見積もっている。このスポーツカーは1,500台の限定生産モデルだ。
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Text: Bianca Garloff
Photo: Elferspot