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<p>栃木の養豚場で豚熱 最多5万4000頭殺処分へ</p><p>栃木の養豚場で豚熱 最多5万4000頭殺処分へ 県によると、国内で一度に殺処分する頭数としては最大規模となる。 埋却や消毒など防疫措置を終えるまで約2カ月半かかる見込みだ。</p><p>栃木県は23日、那須烏山市の養豚場で豚熱(CSF)の感染を確認したと発表した。飼育する約5万4000頭を殺処分する。県によると、国内で一度に殺処分する頭数とし…</p><p>栃木県は23日、那須烏山市の養豚場で豚熱(CSF)の感染を確認したと発表した。飼育する約5万4000頭を殺処分する。県によると、国内で一度に殺処分する頭数としては最大規模となる。埋却や消毒など防疫措置を終えるまで約2カ月半かかる見込みだ。 この養豚場で死亡頭数が増えているとの匿名の情報が21日に寄せられたため、県が調査を開始。国の精密検査を経て、感染が確定した。養豚場側は報告をしなかったことについて「熱中症や他の病気を疑っていた」と説明しているという。 県内の養豚場ではワクチン接種を済ませており、移動や搬出の制限区域は設定しない。福田富一知事は、殺処分など防疫措置に要する経費として、18億円の補正予算を専決処分した。</p>