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認知症はかつて痴呆と呼ばれていた。2004年に厚生労働省はこれを認知症と言い換えることにした。今日では認知症の語はすっかり定着している。痴呆では、それ自体が差別的表現である上に、この言葉が一種の壁になって心の交流を阻んでしまう側面があった。その意味でも、この名称変更は大きな進展だった…