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初優勝の重圧がかかる大一番でここまで自分の相撲を取り切れる力士はそうはいない。逸ノ城は立ち合いで張って右を差し、左でまわしの結び目あたりをがっちりとつかんだ。動き回られると厄介な宇良を必勝の形でつかまえた時点で勝負あり。左上手を強烈に引きつけながら、211キロの巨体をぶつけるように…