2022年F1フランスGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは4番手、ジョージ・ラッセルは6番手だった。ハミルトンのタイムは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のポールポジションタイムより0.893秒遅いものだった。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 4番手(1分33秒255:ソフトタイヤ/22周)
予選 4番手(Q1=9番手1分33秒041:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分32秒274:ソフトタイヤ/:Q3=4番手1分31秒765:ソフトタイヤ)
Q3の最後のラップとパフォーマンスにはかなり満足している。いいラップだった。でもなぜか今週末の僕たちはトップからかなり離されているようだし、後続のグループも同様だ。パフォーマンス的に、トップの2チームは他とは別の独立したカテゴリーにいるみたいだね。
前戦の後、どうしてこんなに差が広がってしまったのか、僕にはよく分からない。FP1を走れなかったことで後れを取ってしまったのは確かなので、それを考えると自分の進歩にはかなり満足しているし、ファクトリーにいるみんなも一緒によく頑張ってくれたと思う。
今日のFP3では一歩後退してしまったが、なんとか状況を好転させることができた。僕たちはまだ同じ場所にいるし、後ろのみんなも努力している。ただ戦うのみだね。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 6番手(1分33秒376:ソフトタイヤ/18周)
予選 6番手(Q1=10番手1分33秒109:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分32秒633:ソフトタイヤ/:Q3=6番手1分32秒131:ソフトタイヤ)
特に昨日のことを考えると、チームとしては期待や予想からはちょっと離れた結果になったと思う。僕自身は、Q3の滑り出しは4番手と良かったけれど、最後のラップではミスをしてしまった。
結局のところ、ポジションよりもトップとのタイム差の方が重要だと思う。グリッド上で、土曜日よりも日曜日のほうが上位陣との差が縮まるのは僕たちだけだから、前とのギャップについて理解する必要がある。他のチームにおいてタイム差は広がっているけれど、僕たちはなんとかそれを縮めることができるんだ。
うまくいけばルイスはチェコ(セルジオ・ペレス)と戦えるかもしれないが、シャルル(・ルクレール)とマックス(・フェルスタッペン)は現時点では僕たちにとって速すぎる相手だと思う。