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(平凡社・5280円) 十八世紀の「ウィキペディア」の旅に誘う 内容に入る前に二つ。一つは、驚くべき分厚さの本だということ。一見箱、書棚に並んでも本と見えない位。約九百ページある。読み通すのは大変だ。二つ目、ディドロの仕事に通じていなくとも、副題で百科事典に関係があると判(わか)るが、…