もっと詳しく

(草思社・2640円) 昆虫写真家の著者が50年以上かけて観察、撮影してきた「昆虫の擬態と隠蔽(いんぺい)」の記録をまとめた。被写体の昆虫はどれも、捕食者から身を守るため、何かに「化けて」いる。 「よくある物にまぎれる」の章には、葉や枝になりきるバッタやチョウが登場する。「強いヤツの真似…