もっと詳しく

<p>関東甲信は空梅雨に 東京都心は平年のおよそ半分の降水量(気象予報士 小室 拓也)</p><p>【関東甲信は空梅雨に 東京都心は平年のおよそ半分の降水量】 6月6日から梅雨に入った関東甲信は、きのう(23日)までの降水量が少なく、平年の..</p><p>6月6日から梅雨に入った関東甲信は、きのう(23日)までの降水量が少なく、平年のおよそ半分のところも。今年の関東甲信は梅雨明けが早く、さらに雨も少ない『空梅雨』となりそうです。</p><p>きょう(24日)に発表された日本気象協会の「2022年梅雨明け予想」によりますと、今年の梅雨明けは異例の早さになり、関東甲信は「6月下旬」の予想です。 関東甲信の最も早い梅雨明けは、2018年6月29日頃で、今年はさらに早い可能性があり、予想通りにいくと、6月に梅雨が明けるのは2回目になります。 今年の梅雨は空梅雨で、雨の季節は足早に去っていきそうです。 雨の量が少なかったとしても、この時期は局地的な大雨、いわゆる「ゲリラ豪雨」が発生する恐れがあります。 梅雨末期の大雨は災害をもたらす可能性が高いですから、まだまだ油断してはいけません。 ゲリラ豪雨の発生の前兆として「急に真っ黒な雲が近づいてくる」「雷鳴が聞こえる」「稲光が見える」といった天候の急変が挙げられます。 警報・注意報の発表以外にも、天気予報でよく耳にする「大気の状態が不安定」「天気の急変」などの表現にも注意してください。 もし、ゲリラ豪雨に遭遇してしまったら、屋外にいる場合はすぐに安全な建物に避難するようにして、窓から離れた場所に待機してください。</p>