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<p>「世界で最も深い沈没船」、第2次大戦の米軍艦を発見 水深6900メートル – ライブドアニュース</p><p>【フィリピン海で】「世界で最も深い沈没船」第2次大戦の米軍艦を発見 水深6900m 第2次世界大戦で沈没した護衛駆逐艦「サミュエル・B・ロバーツ」(通称サミーB)が発見された。これまでの記録を塗り替え、世界で最も深い位置で発見、調査された沈没船になった。</p><p>これまでで最も深い海底で発見、調査された沈没船「サミュエル・B・ロバーツ」の残骸/Caladan Oceanic(CNN)太平洋の水深約6900メートルの地点で、第2次世界大戦で沈没した護衛駆逐艦「サミュエル・B・ロバ</p><p>(CNN)太平洋の水深約6900メートルの地点で、第2次世界大戦で沈没した護衛駆逐艦「サミュエル・B・ロバーツ」(通称サミーB)が発見された。これまでの記録を塗り替え、世界で最も深い位置で発見、調査された沈没船になった。 探検家のビクター・ベスコボ氏が今月22日に艦体を発見した。同氏は以前、世界最深部への潜水探査を成し遂げたことがある。 艦体が沈んでいたのはフィリピン海の水深6895メートルの地点。これと比較すると、キリマンジャロの山頂は標高5896メートル、アンデス山脈のペルー側にある世界で最も高所の定住地ラ・リンコナダも標高5100メートルにとどまる。 以前に最も深い場所で発見、調査された沈没船は米駆逐艦ジョンストンで、ベスコボ氏が昨年発見した。同艦は水深6469メートルの地点に沈んでいた。 ベスコボ氏は今回、ソナーの専門家を伴って潜水し、沈没したサミーBを徹底的に調査。艦体は二つに割れ、互いに10メートル離れて沈んでいた。 サミーBは1944年10月25日、サマール沖海戦で沈没した。この海戦はフィリピンのサマール島の東沖で行われたもので、米海軍が旧日本軍の艦隊を撃破した。日本からは「戦艦大和」を含む戦艦3隻が参戦した。サミーBの乗組員224人のうち89人が死亡したものの、ロバート・コープランド艦長は生き残った。 ベスコボ氏はCNNの取材に対し、サミーBは「日本の戦艦や重巡洋艦に全くかなわなかったが、激しい戦いを繰り広げた」「艦長や乗組員の英雄的な戦いぶりは海軍でも伝説的。同艦の眠る場所を見つけることができ大変光栄だ」と話している。</p>