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 今年5月に日本化学会の会長に就任した東京大学の菅裕明教授(大学院理学系研究科化学専攻)。「しっかり基礎をやって、それを事業につなげる」先端研究に果敢に挑む第一線の研究者であり、文字通り質の高い基礎研究にも基づいた革新的な技術(ディープテック)で新たな扉を開くイノベーションを実践する。また、内閣府の総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)の有識者議員として、政府の科学技術政策の立案・推進でも、その手腕が期待される。地球規模の課題解決に応える化学、化学技術、そして担い手である人材を化学会はどのように育んでいけるか、その方向性を菅会長に聞いた。(伊地知英明)続きは本紙で

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