カネカは、医薬品の開発・製造受託(CDMO)事業で、低分子から核酸、メッセンジャーRNA(mRNA)、バイオ医薬まで全方位的に製造能力を増強する。低分子薬原薬・中間体は、製薬会社の安定調達強化のためのサプライチェーン(供給網)見直しなどを背景に引き合いが旺盛で、日本とシンガポールの拠点で増強を検討中。バイオ薬はベルギー子会社で微生物培養技術を用いた製造設備への投資のほか、mRNAや核酸医薬原薬の能力拡大にも乗り出す予定。積極的な設備投資による供給力引き上げで伸長する需要を取り込み、成長を加速する。続きは本紙で
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