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乳腺外科医の尾崎章彦医師は、日々乳がんの診療を行う中で、患者からしばしば「コロナワクチンの追加接種は受けたほうが良いですか?」という質問を受けると言います。乳がんをはじめとする「がん」は、基礎疾患の一つとして、確かにコロナワクチンの接種を推奨される人々です。とはいえ実際のところ、ワクチン接種によってどれだけの予防効果を得られるのでしょうか? がんを有さない一般成人に比べて、効果に違いはあるのでしょうか。イギリスの大規模調査を基に解説します。