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<p>ジャパニーズSUVが紡ぐ新しい傾向、「クーペSUV」という潮流 – 自動車情報誌「ベストカー」</p><p>SUVといえば武骨なクルマ。そんなイメージがあるだろうか。だが、最近は流麗さを求めた「クーペSUV」が増えてきたという。本企画ではそんなSUVの変遷について、筆者に解説してもらう!</p><p>SUVといえば武骨なクルマ。そんなイメージがあるだろうか。だが、最近は流麗さを求めた「クーペSUV」が増えてきたという。本企画ではそんなSUVの変遷について、筆者に解説してもらう!</p><p>そのSUVに最近になり、新しい動きが出始めている。それがクーペタイプのSUVだ。これまでのSUVはルーフがリアエンドまで伸び、テールゲートは垂直とまではいかないが直立していた。 ワンボックスカーやミニバンに近い室内高と空間を持ちながら、乗用セダンに近いドライビングポジションを実現したことから、ファミリーカーとしての人気を集め、今やファミリーカーの中心はミニバンではなく、SUVに移ってしまった。そのSUVにこれまでとは異なる形状のクルマが登場しているのだ。 その兆候は、実は2010年あたりから感じられた。その年に日産がジュークを発売したのを覚えているだろうか。コンパクトSUVだったが、ボディ後半のデザインはクーペ的で、スポーティな走りを実現していた。 リアシートを多少犠牲にしても、スタイリング重視のスポーツクーペのようなSUVを作る。このアイデアを国産メーカーでいち早く実現したのが日産だったのだ。</p>