かけ算の「九九」の式35個を記した奈良時代の木簡が、京都府京丹後市の●尾遺跡(8世紀)から出土した。九九木簡は全国で約80例見つかっているが、一つの木簡に書かれた式は15個以下で、今回が最多という。当時の役所で早見表として使われていたとみられる。九九の式が記された木簡(赤外線写真)=奈…
かけ算の「九九」の式35個を記した奈良時代の木簡が、京都府京丹後市の●尾遺跡(8世紀)から出土した。九九木簡は全国で約80例見つかっているが、一つの木簡に書かれた式は15個以下で、今回が最多という。当時の役所で早見表として使われていたとみられる。九九の式が記された木簡(赤外線写真)=奈…